救急救命士データ全集


1991年(平成3年)4月23日 救急救命士法制定
1991年(平成3年)8月15日 救急救命士法施行
2003年(平成15年)4月1日 電気的除細動の包括化
2004年(平成16年)7月1日 特定行為に気管挿管が追加
2006年(平成18年)4月1日 特定行為に薬剤投与(アドレナリン)の追加
2009年(平成21年)3月1日

エピペンが使用可能になる(条件付き)

2011年(平成23年)8月1日

ビデオ硬性喉頭鏡が使用可能になる

2014年(平成26年)4月1日

 

 

特定行為に下記の項目が追加

・血糖測定とブドウ糖投与

・ショック等に対する輸液


☆救急救命士の定義

厚生労働大臣の免許を受けて、救急救命士の名称を用いて、医師の指示の下に、

救急救命処置を行うことを業とする者

「救急救命処置」とは、その症状が著しく悪化するおそれがあり、又はその生命が危険な状態にある傷病者が病院又は診療所に搬送されるまでの間に、当該重度傷病者に対して行われる気道の確保、心拍の回復その他の処置であって、当該重度傷病者の症状の著しい悪化を防止し、又はその生命の危険を回避するために緊急に必要なものをいう。


☆救急救命士のアルファベット表記

Emergency Life-saving Technician

(英語での一般的呼称 Paramedic)


☆救急救命士の総数

48,570名(平成26年6月末時点)

 

☆平成26年の救急救命士国家試験

開催日 :平成26年3月9日(日)

受検者数:2,978名

合格者数:2,611名

合格率 :87.7%


☆全国の救急隊の救急出動件数(平成24年中)

5,802,455件/年

15,897件/日

11件/分

※現在、日本では5.4秒に1件のペースで救急車の要請があります。

 その中には自身で病院に行ける軽症のケースが多数含まれています。

 救急車の適正利用のご協力をお願い致します。

 

☆AEDの設置台数(平成23年のデータ)

●日本のAEDの総設置台数 383,247台

●都道府県別人口10万人に対するAED設置台数ランキング

1位 山梨県(353.4台/10万人)

2位 島根県( 329.5台/10万人

3位 東京都 (322.1台/10万人

4位 福井県 (291.5台/10万人

5位 高知県 (287.3台/10万人

本データの引用文献 AED の普及状況に係わる研究 近藤 久禎


☆救急救命士民間養成校の数(平成26年のデータ)

●4年制大学   10校

●3年制専門学校 15校

●2年制専門学校  8校

本データの救急救命士教育施設協議会に加盟している教育機関の数です。